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長沼さんの書籍を推したい!

経済の入門書を探しているなら、長沼さんの書籍が最適です。理系出身の著者ならではの「例えの力」で、難解な経済の概念が驚くほどスッと頭に入ってきます。

作成日2026.05.195 min
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IT好き会計士(仮)

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みなさんは、経済や社会の仕組みって、どこかとっつきにくい印象を持っていませんか?

私もそうでした。高校生の頃、ニュースで流れるダウ平均株価とか日経平均の話なんて、まるで別世界の言葉のように聞こえていました。そんな状態のまま経済学部に入学してしまい、半ば強制的に経済と向き合わなければならなくなった。「いやー経済とかわからんわ」と友人に漏らしていました。

そんなある日、その友人が一冊の本を勧めてくれました。「難しくないから読んでみ」と。

本当に初心者の私でも読めるのか?と疑問に思っていましたが、京大経済の中でもかなり優秀な友人のおすすめだからまあ読んでみるか、という感じで読み始めました。そしてすぐにこう思いました。

「何これ、めっちゃおもろい」

今回は、そんな体験のきっかけをくれた、長沼伸一郎さんの書籍をご紹介します。経済に興味はあるけど、どこから手をつければいいかわからないという方に、自信を持っておすすめできます。


長沼さんとはどんな人か

長沼さんは、早稲田大学理工学部応用物理学科(数理物理)を卒業後、同大学院を中退しています。その後は「パスファインダー物理学チーム」の代表として、独立した研究を続けてきた人物です。

1987年に出版した『物理数学の直観的方法』は、理系界隈に一大センセーションを巻き起こしました。そして近年は、物理学の視点を武器に、経済学の世界へと研究を展開しています。理系と文系を自在に横断する、異色の存在です。


なぜここまでおすすめするのか

私が長沼さんの書籍に惹かれた理由は、具体例の分かりやすさ初心者にも丁寧な構成にあります。

① 例えが抜群に上手く、初心者でもスッと入る

長沼さんの最大の武器は、「例えの力」です。

社会科学や経済の難解な概念を、日常的なイメージで言い換える能力が圧倒的です。経済の知識がゼロだった大学入学直後の私でも、すんなりと理解できるほどでした。

これは、彼の理系バックグラウンドが活きているからだと思います。物理や数理の言語で世界を捉えてきた人が、経済という別の地図を描くとき、その「翻訳」の精度が際立つのです。他の入門書では、なかなか見られない特徴です。

実際にどんな例えをするのか、いくつかご紹介します。

概念長沼さんの例え
マクロ経済における企業・家計の関係電車の路線
貨幣の仕組み磁石・磁化の概念
暗号資産の仕組み町内会で作る台帳
確率・リスクという概念レンズ・望遠鏡

② 初心者から上級者まで対応した、親切な構成設計

もう一つの特徴が、書籍の構成設計です。

長沼さんの本は、初心者・中級者・上級者のそれぞれに対応したセクションが分かれています(現代経済学の書籍など例外あり)。初心者は初心者向けの部分だけ読めば、大枠をしっかりと理解できます。そのうえで「もっと深く知りたい」と思えば、そのまま読み進めることができる。読み進めるごとに自然にステップアップできる設計になっているのです。

自分のペースと関心に合わせて読める、という意味でも非常に親切だと思います。


実際に読んだ書籍

まず手にとるなら、『現代経済学の直観的方法』からがおすすめです。シリーズの中でも最も身近なテーマを扱っており、直感的な入り口として最適です。

  • 『現代経済学の直観的方法』 → Amazon
  • 『経済数学の直観的方法 マクロ経済学編』 → Amazon
  • 『経済数学の直観的方法 確率・統計編』 → Amazon
  • 『物理数学の直観的方法』 → Amazon

余談ですが、実は私、物理数学の直観的方法は読破しきれていません。私は物理のバックグラウンドがないため、さすがに「スッと入ってくる」感覚がありませんでした。いつか仕事に余裕ができたら、自然科学の基礎から改めて挑戦してみたいと思っています。


まとめ

「経済ってなんか難しそう」と感じている方に、長沼さんの本は太鼓判を押せる入り口です。

私自身、大学の経済学の授業レジュメより、はるかにわかりやすいと感じました。授業で「よくわからない」とモヤモヤしていたことが、長沼さんの本を読んでからようやく腑に落ちた経験が何度もあります。

社会や経済への興味が少しでもあるなら、ぜひ一度手にとってみてください。きっと「あ、経済ってこういうことか」という瞬間が訪れると思います。そしてそれは、世の中の見え方が少しだけ変わる、そんな体験になるはずです。

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